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オーストラリアのファーマーズマーケットとバイオダイナミック農法

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こんにちは。オーストラリア ゴールドコースト在住、オーガニック料理研究家で、占星術家のCopley Yukiyo(コプリー ゆきよ)です。

今回は、占星術とつながりが深いバイオダイナミック農法と、私の友人で「バイオダイナミック農家」のアーノルドさんをご紹介します。

彼との出会いは、オーガニックのファーマーズマーケットでした。

オーストラリア唯一のオーガニック認定マーケット

オーストラリア・ゴールドコーストの『オーガニック認定ファーマーズマーケット』は、ビーチのすぐ横にあるマイアミハイスクールの中庭で毎週日曜日に開催されており、今年で15年目を迎えます。

 

@gcorganicmarket

 

ここで取り扱われている商品には、野菜も、肉も、チーズも、加工品も全てがオーガニック認定機関から厳しい審査を受け認定されたプロダクトです。クオリティー高く安心できるものを求めて、健康や地球環境のことを考えている人たちがマルシェバックをもって買い物にやってきます。食べ物だけでなく、エコ意識も高いのでプラスティックの袋やカトラリーも一切使っていません。

 

 

ライブミュージックが流れる穏やかなマーケットには、たくさんの子供連れファミリーが訪れ、木陰でブレッキーを食べたり、鬼ごっこをしたり、音楽に合わせて踊ったり、明るいエネルギーが循環しています。

私は、このマーケットで、2012年より手作り味噌を販売しています。オージーのお客さんは、味噌を野菜のディップにして食べることが多いようです。そして、5年前からはオーガニックの朝ごはん、オムレツ、グルテンフリークレープなどを作り、販売しています。ヘルシー志向のメニューという事もあって、リピートしてくれるお客さんも多く「どんな1週間だった?」と話をするのも私のマーケットでの楽しみです。

 

 

アーノルド&スーご夫妻の「バイオダイナミック農法」で育てられた野菜も、オーガニック野菜と同様に認定を受けているので、ここで購入をすることが可能です。

 

バイオダイナミック農法とは?

バイオダイナミック農法とは、1924年にオーストリアの人智学者ルドルフ・シュタイナーにより提唱された「循環型有機農法」です。

天体の作用まで考慮し、宇宙の力を土壌に呼び込むことで、農作物の生育を促すのです。

種まきや、肥料やり、収穫の時期については「太陽陰暦」を読み、それに従います。

肥沃な土壌を作るためには、水牛の角、水晶の原料であるシリカ、また、微生物や鉱物のエネルギーなどを採用しています。

 

 

30年前よりバイオダイナミック農業に従事しているアーノルド&スーさんご夫婦は、じゃがいも、さつまいも、玉ねぎなどの根菜類を育てつつ、養鶏、養蜂を営んでいます。

 

 

2人の息子であるドュルーさんも自分の農園を持ち、バナナ、オレンジ、レモン、カスタードアップル等のフルーツを育てながら、マーケットで販売しています。

アーノルドさんは年に2回、バイオダイナミック農法で最も大切だとされている「堆肥作り」をするそうです。

土作りが重要というアーノルドさんが、牛の角で作る堆肥「ホーンマニュア500」の中には、500億もの微生物が存在しているのだとか。その500億の命達が、土を良く肥えたものにしてくれるのだと、アーノルドさんは語っていました。土壌を触りすぎるとせっかくの生態系が崩れてしまうため、10cm以上は土を掘り起こさないよう、気をつけているのだそうです。

 

 

一般的に、新月や満月に収穫をすると、作物が良く熟れてエネルギーの高い状態になると言われています。アーノルドさんにその事について伺ってみると、たくさんの作物を育てている農家においては、月の周期に合わせての収穫は難しい、との事。

収穫に関しては月の動きよりも、天候を最優先し、とにかく収穫できる時に収穫をしてしまうそうです。そして、年に2回の堆肥やりに関しては、天体の動きを重視されています。

少し手間が掛かる印象のバイオダイナミック農法ですが、アーノルドさんは「確実に成果がある」という信念を持っています。