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スピリットを育む、七夕と星まつり

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織姫と彦星の物語として夏の風物詩、七夕の日。

織女星の「こと座のベガ」と、彦星の牽牛星「わし座のアルタイル」が天の川で出会う、年に一度の逢瀬の日です。

恋人たちを祝福する日だと知りつつも、大人になってからは七夕飾りに触れ無くなったと思う方も多いですよね。

今年の七夕を占星術的にみると、獅子座にある金星と火星が重なって、私たちの心にリビドーをかきたてる配置となっていきます。

さらに織姫星であるベガは、木星を通して魅惑的になること、人を惹きつける磁力や輝きを与えていきます。

あなたの想いが成就するきっかけとなるように、子供のころのピュアな感覚を思い出して、七夕に託されたいにしえの人たちの思いを受け取っていきましょう。

 

 

伝統的七夕と、星への信仰

旧暦である太陰太陽暦からみると、今年の伝統的七夕の日は8月14日。

梅雨の時期の空は天の川も探しづらいですが、梅雨が明けた8月半ばの夜空では、天の川を含めた星々が美しく輝き、その姿が眺めやすくなります。

伝統的七夕では「上弦の月」となり、月は彦星が織姫に会いにいくための船になると見立てられてきました。

そもそも七夕は中国から伝わったとされ、古代中国の北辰である「北極星」信仰が元になっているもの。

現在はこぐま座のアルファ星「ポラリス」が北極星ですが、地球の歳差運動によって変化するため、ピラミッドが作られた5000年前は「りゅう座のツバン」が北極星として輝いていました。

やがて12000年後には織姫星である「こと座のベガ」が北極星になるといわれています。

宇宙の中心のように、道を指し示す北極星は特別な星「北極紫薇大帝」として、中国の皇帝たちに信仰されてきました。

 

 

さらにさかのぼると、古代バビロニア時代が発祥とされ、インドから中国へと伝わりながら、日本では道教や陰陽道、仏教では密教をとおして北辰北斗信仰が伝えられてきました。

星々をお迎えする儀式として、平安時代より北の方向に祭壇を作り、五色の布と糸、肴、酒、菓子などを供えて星を祀り、梶の葉に和歌を書いて供えられたようですが、時を経て現代のように誰もが親しみ「星に願いをかける」風習となったのです。